わたしたちが数を数えるときは、0から9の10種類の記号を使った10進法で、10進数として数を表しています。あまりにも当たり前で意識することもありません。
でも、数を表現する方法は10進法だけではありません。例えば時間の数え方は、秒から分、分から時間までは60進法ですね。10進法と同じ数字を使っているのでこちらもあまり意識されることはありません。
でもコンピュータの中では、全ての情報は0と1の2つの記号だけで表現されています。これだけで全ての数を表現できますが、コンピュータが扱っているのは数だけではありません。家族の写真やLINEのメッセージ、銀行口座の残高や卒業論文のWORDファイルなど、これら全てが2進法の文字列で表現されているのです。
そんな身近なはずの2進数ですが、学校であまり時間を割いて教えることがないためか、「すべてが0と1で表されるなんて、よくわからない!」という人も多いですね。2進数がコンピュータで使われるのは、いろんな面で便利だから。10進法では現れないような不思議な性質が2進法にはたくさんあって、それが情報の表現・加工・伝達・蓄積においてとても便利なのです。
そんな不思議な不思議な2進法に親しんでもらいたいという思いで、私が独自開発したのが「バイナリ―トランプ®」。トランプなんですが、10進法ではなく2進法で数字がかかれています。2進法の特徴がわかりやすいように、各カードの中の図柄にも工夫があります。
このバイナリ―トランプ®、すでにデザインも完成していて、あとは実際のモノを作る段階にあります。試作品はたくさんあるので、興味のある方は声かけ下さったらお見せできますよ。
(かながわグローバルIT研究所 森岡剛 事業内容はこのリンクをクリック)
バイナリートランプ®はかながわグローバルIT研究所の登録商標です(登録第5807261号)。
バイナリートランプ®のデザインは特許庁に意匠登録しています(登録第1539916号など)。
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