【コンパイラとインタープリタ】人間プログラマーを支えるサポート体制
言葉の通じない外国を旅行するのは心配、という人も多いでしょう。そんなとき、現地の言葉と日本語の両方がわかる通訳者がいてくれると心強いものです。機械語しかわからないプロセッサとやりとりするプログラマーにも、サポートしてくれる通訳器があります。しかも3種類も!
最初に出来たのは「アセンブラ」。機械語を少し英語っぽくした「アセンブリ言語」でのプログラミングができるようになりました。確かに助けにはなりますが、まだまだプロセッサになりきってプログラミングしなければならないという難点があります。
もっと人間の思考に近い表現を機械語に訳してくれるのが「コンパイラ」や「インタープリタ」。コンパイラはプログラム一本単位で、インタープリタは一文ずつ訳してプロセッサに伝えます。例えばCはコンパイラ型、Pythonはインタープリタ型ですが、Javaや.NETは両者をかけあわせた「仮想マシン型」という方式で、それぞれ特徴と利点があります。